【問165】社会福祉士 練習問題|量的調査と質的調査
社会学と社会システム・社会福祉調査の基礎 問15/25難易度A(易しい)
問題文
量的調査と質的調査に関する記述として最も適切なものはどれか。
- 1.量的調査は少数の事例を深く記述し意味の解釈を主な目的とする方法である
- 2.質的調査は大量のデータを統計的に処理して一般化を目指す方法である
- 3.量的調査は数量化したデータの統計的分析により傾向や関連を明らかにする
- 4.質的調査では仮説検証のために必ず無作為抽出を行うことが求められる
解説
正解は3。量的調査は、対象の属性や意識を数量的なデータとして把握し、統計的な分析によって傾向や変数間の関連を明らかにすることを目的とする。多数の対象からデータを収集し、結果の一般化を志向する点に特徴がある。1は誤り。少数事例を深く記述し意味を解釈するのは質的調査の特徴である。2は誤り。大量データの統計的処理は量的調査の特徴であり、質的調査の説明ではない。4は誤り。質的調査では目的に応じた理論的サンプリングなどが用いられ、無作為抽出が必須とされるわけではない。本試験では両者の目的、データの性質、サンプリングの考え方の違いが問われる。