【問161】社会福祉士 練習問題|逸脱行動の理論
社会学と社会システム・社会福祉調査の基礎 問11/25難易度B(標準)
問題文
逸脱行動の理論に関する記述として最も適切なものはどれか。
- 1.マートンのアノミー論では文化的目標と制度的手段の一致が逸脱を生む
- 2.サザーランドの分化的接触理論は逸脱を遺伝的要因から説明している
- 3.マートンの適応類型のうち革新とは目標も手段もともに拒否する型である
- 4.サザーランドは逸脱行動が他者との相互作用を通じて学習されるとした
解説
正解は4。サザーランドの分化的接触理論は、犯罪や逸脱の行動様式が、親密な集団における他者との相互作用を通じて、技術や動機とともに学習されるものであると説明する。1は誤り。マートンのアノミー論は、文化的目標とそれを達成する制度的手段との間に不一致が生じることが逸脱を生むとする。2は誤り。分化的接触理論は学習を強調する立場であり、遺伝的要因による説明ではない。3は誤り。マートンの適応類型のうち、目標を受け入れながら非合法な手段を用いるのが革新であり、目標も手段もともに拒否するのは逃避主義である。本試験では適応類型の名称と内容の対応が問われやすい。