【問150】社会福祉士 練習問題|心理的支援と危機介入・グリーフケア
医学概論・心理学と心理的支援 問25/25難易度B(標準)
問題文
危機介入とグリーフケアに関する記述として最も適切なものはどれか。
- 1.危機介入は長期にわたり人格の再構成を目指して行われる援助方法である
- 2.グリーフケアは死別の後ではなく死別の前に限って行われる支援である
- 3.キューブラーロスは死の受容の過程を五つの段階として示したとされる
- 4.危機状態は誰にでも起こりうるものではなく特殊な人に限られるとされる
解説
正解は3。キューブラー・ロスは、死にゆく人の心理過程を否認と孤立、怒り、取引、抑うつ、受容の五段階として示した。ただし段階は必ずしも一方向に進むものではない。1は誤り。危機介入は、危機状態にある人に対して比較的短期間に集中的に関わり、危機以前の均衡状態の回復を目指す方法であり、人格の再構成を目的とはしない。2は誤り。グリーフケアは死別後の悲嘆への支援に加え、死別が予期される段階での予期悲嘆への支援も含む。4は誤り。キャプランの危機理論では、危機は誰にでも生じうるものとされ、発達上の危機と状況的な危機に分けて捉えられる。本試験では、危機理論の提唱者と死の受容過程の段階が問われる。