【問125】社会福祉士 練習問題|少年法の理念と保護手続
障害者福祉・刑事司法と福祉 問25/25難易度C(難しい)
問題文
少年法及び少年に対する保護手続に関する記述として最も適切なものはどれか。
- 1.家庭裁判所は非行のある少年について刑罰を科すことを原則としている
- 2.少年の事件は警察の判断で家庭裁判所に送致せずに処理するのが原則である
- 3.保護処分には保護観察と少年院送致があるが施設への送致は含まれない
- 4.少年法は少年の健全な育成を期し性格の矯正と環境の調整を目的としている
解説
正解は4。少年法は、少年の健全な育成を期し、非行のある少年に対して性格の矯正及び環境の調整に関する保護処分を行うとともに、少年の刑事事件について特別の措置を講ずることを目的とすると定める。1は誤り。少年に対しては保護処分が原則であり、刑事処分相当と判断された場合に検察官送致の決定がされる。2は誤り。少年の被疑事件は、警察や検察官が捜査した後、原則として全て家庭裁判所に送致される全件送致主義がとられている。3は誤り。保護処分は、保護観察、児童自立支援施設又は児童養護施設への送致、少年院送致の三種類である。本試験では、全件送致主義と保護処分の種類が繰り返し問われる。