【問180】教員採用試験 一般教養 練習問題|近代日本文学の作家と代表作
一般教養 問5/25難易度B(標準)
問題文
近代日本文学の作家とその代表作の組合せとして正しいものはどれか。
- 1.夏目漱石の代表作は舞姫であり明治期の浪漫主義を代表する
- 2.志賀直哉の代表作は羅生門であり王朝物と呼ばれる作品に属する
- 3.島崎藤村の代表作は破戒であり日本の自然主義文学を代表する
- 4.川端康成の代表作は人間失格であり戦後の無頼派を代表する
解説
正解は3。破戒は島崎藤村が明治三十九年に発表した長編で、被差別部落出身の教員である主人公の苦悩を描き、日本の自然主義文学を代表する作品とされる。藤村は詩集若菜集で出発し、のちに小説へ転じた作家である。1は誤り。舞姫はドイツ留学の体験を背景とする森鴎外の作品である。夏目漱石の代表作は吾輩は猫であるやこころなどである。2は誤り。羅生門は芥川龍之介の作品であり、志賀直哉の代表作は暗夜行路や城の崎にてである。4は誤り。人間失格は太宰治の作品であり、川端康成の代表作は伊豆の踊子や雪国である。作家と作品、および文学思潮の対応を組み合わせて問う形式は一般教養の定番であるため、代表作は思潮とともに整理しておきたい。