【問50】教員採用試験 教職教養 練習問題|個人情報の取扱い
教育法規(教職員の身分・服務・学校運営) 問25/25難易度C(難しい)
問題文
学校における児童生徒の個人情報の取扱いに関する記述として最も適切なものはどれか。
- 1.個人情報の利用目的を特定する必要はなく取得した後は自由に利用することができる
- 2.利用目的の達成に必要な範囲を超えて個人情報を取り扱うことは原則として許されない
- 3.児童生徒の生命や身体の保護のために緊急に必要な場合でも第三者提供は一切できない
- 4.指導要録などの記録は本人や保護者からの開示請求の対象とはならないとされている
解説
正解は2。個人情報の保護に関する法律は、個人情報を取り扱うに当たっては利用目的をできる限り特定し、原則としてその達成に必要な範囲を超えて取り扱ってはならないと定める。令和三年の改正により、公立学校を含む地方公共団体の機関にも同法の規律が適用されることとなり、全国共通のルールの下で運用されている。1は誤り。利用目的の特定は基本的な義務である。3は誤り。人の生命、身体又は財産の保護のために必要があり、本人の同意を得ることが困難であるときは、例外として目的外の利用や提供が認められる。虐待事案での関係機関との情報共有はこれに当たる。4は誤り。本人は保有個人情報の開示を請求することができ、指導要録も原則として対象となる。本試験では、要配慮個人情報の取扱いとあわせて問われる。