【問121】管理業務主任者 練習問題|法の目的とマンション管理適正化基本方針
マンション管理適正化法 問1/20難易度A(易しい)
問題文
マンションの管理の適正化の推進に関する法律の目的及びマンション管理適正化基本方針に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。
- 1.同法の目的は専らマンション管理業者の営業活動の保護にあり、区分所有者等の利益の保護や良好な居住環境の確保は同法が掲げる目的には含まれず、これらはもっぱら区分所有者等が自主的に取り組むべき事柄にすぎないとされている。
- 2.同法は、マンションの管理の適正化を図り良好な居住環境を確保するとともに、国民生活の安定向上と国民経済の発展に寄与することを目的とし、国土交通大臣が基本方針を定める。
- 3.マンション管理適正化基本方針を定めるのは各都道府県知事であって、国が全国一律の方針を示すことは同法の予定するところではない。
- 4.マンション管理適正化基本方針は管理組合の運営のみを対象とし、マンション管理業者や管理業務主任者の資質向上に関する事項は含まれない。
解説
正解は2。マンションの管理の適正化の推進に関する法律1条は、マンションが国民の重要な居住形態となっていることを踏まえ、マンションの管理の適正化を図ることにより良好な居住環境を確保し、もって国民生活の安定向上と国民経済の発展に寄与することを目的とすると定めており、国土交通大臣はこの目的を達成するためマンション管理適正化基本方針を定めるものとされている。1は誤り。同法は区分所有者等の利益保護と良好な居住環境の確保を中心に据えるものであり、管理業者の営業保護を専らの目的とするものではない。3は誤り。基本方針を定めるのは国土交通大臣であり、都道府県知事ではない。4は誤り。基本方針にはマンション管理業者やマンション管理士の業務の適正化に関する事項も定められている。本試験では目的規定のキーワードと基本方針の策定主体を正確に押さえておきたい。