【問67】管理業務主任者 練習問題|標準管理委託契約書の性格と構成
管理委託契約と標準管理委託契約書 問2/15難易度A(易しい)
問題文
国土交通省が定めるマンション標準管理委託契約書の性格及び構成に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。
- 1.標準管理委託契約書は法律により内容が一義的に定められた契約書式であり、管理組合と管理業者が実情に応じてこれと異なる内容の契約を締結することは法令上禁止されている。
- 2.標準管理委託契約書を採用した管理組合は区分所有法上の管理者を置くことが免除され、管理業者が管理者の地位を兼ねることになる。
- 3.標準管理委託契約書は管理員業務のみを対象とする書式であり、事務管理業務や建物設備管理業務については別途独自の契約書を要する。
- 4.標準管理委託契約書は法的拘束力を有するものではなく、管理組合と管理業者が委託内容を検討する際の指針となるひな形として国土交通省が示すものである。
解説
正解は4。マンション標準管理委託契約書は、国土交通省が示す契約のひな形であり、それ自体に法的拘束力はない。個々の管理組合と管理業者は、実情に応じて内容を修正・追加して契約を締結することができる。1は誤り。標準管理委託契約書と異なる合意をすることは禁止されていない。2は誤り。標準管理委託契約書を採用しても区分所有法上の管理者の要否には影響せず、管理業者が当然に管理者となるものでもない。3は誤り。標準管理委託契約書は事務管理業務・管理員業務・清掃業務・建物設備管理業務の全般を対象とする総合的なひな形である。実務では標準管理委託契約書とマンション標準管理規約との関係を理解しておくことが重要である。