【問41】管理業務主任者 練習問題|マンション標準管理規約の性格
マンション標準管理規約 問1/25難易度A(易しい)
問題文
マンション標準管理規約の性格に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。
- 1.マンション標準管理規約は、区分所有法の委任に基づき国土交通省が定める法規命令であり、区分所有者は当然にその内容に拘束される。
- 2.マンション標準管理規約は、国土交通省が示すモデル規約であり、それ自体に法的拘束力はなく、各管理組合が実情に応じて採否や修正を判断し規約として定めることで効力を持つ。
- 3.マンション標準管理規約は、区分所有法とは別に国会の議決を経て制定された法律であるとされており、各マンションの既存の管理規約の定めに当然に優先して適用されるものとされる。
- 4.マンション標準管理規約は、管理業者の任意団体が自主的に作成した業界基準であり、国土交通省はその内容の策定に関与していない。
解説
正解は2。標準管理規約は、国土交通省が単棟型・団地型・複合用途型などのマンションについて示すモデル規約であり、条文ごとにコメント(趣旨や留意点の解説)が付されている。それ自体に法的拘束力はなく、各管理組合が自らのマンションの実情に応じて採否や内容の修正を判断し、総会の特別決議を経て自団体の規約として定めることによって初めて拘束力を持つ。1は誤り。区分所有法からの委任に基づく法規命令ではなく、当然に組合員を拘束するものではない。3は誤り。国会の議決を経た法律ではなく、既存の管理規約に当然に優先するものでもない。4は誤り。標準管理規約は国土交通省が学識経験者等の検討を経て公表しているものであり、業界団体が独自に策定したものではない。本試験では、標準管理規約が法規ではなくモデルにすぎない点と、コメントが付されている点が繰り返し問われる。