【問180】ITパスポート 練習問題|マルウェアの分類
情報セキュリティ 問5/25難易度A(易しい)
問題文
他のプログラムに寄生することなく、自分自身の複製をネットワーク経由で広げて感染を拡大させるマルウェアはどれか。
- 1.トロイの木馬
- 2.ランサムウェア
- 3.スパイウェア
- 4.ワーム
解説
正解は4。ワームは、他のプログラムに寄生せず単独のプログラムとして存在し、自分自身の複製をネットワークやリムーバブルメディアを通じて次々に送り込むことで感染を拡大させるマルウェアである。人の操作を介さずに広がるため、短時間で被害が広範囲に及びやすい。1は誤り。トロイの木馬は、便利なソフトウェアや正規のファイルを装って利用者自身に導入させ、内部で情報の窃取や遠隔操作といった不正な動作を行うもので、自己増殖はしない。2は誤り。ランサムウェアは、ファイルを暗号化したり端末を使用不能にしたりして、復旧と引換えに金銭を要求するマルウェアである。3は誤り。スパイウェアは、利用者に気付かれないように操作内容や個人情報を収集し、外部へ送信するものである。なお、攻撃者の指令サーバからの命令で動作する感染端末の集まりはボットネットと呼ばれ、DDoS攻撃や迷惑メールの送信に悪用される。ITパスポートでは、自己増殖の有無、何を装うか、何を要求するかという観点で種類を区別できるようにしておきたい。