【問170】ITパスポート 練習問題|グローバルアドレスとプライベートアドレス
情報デザイン・データベース・ネットワーク 問20/25難易度B(標準)
問題文
社内LANの各PCにプライベートIPアドレスを割り当てた環境から、インターネット上のWebサイトを閲覧したい。このときに必要となる仕組みの説明として、最も適切なものはどれか。
- 1.社内のプライベートIPアドレスをそのままインターネットへ送り出し、経路上の機器が転送する。
- 2.各PCのMACアドレスをインターネット向けの宛先として用い、通信相手が直接そこへ応答する。
- 3.ルータがプライベートIPアドレスをグローバルIPアドレスに変換して外部と通信する。
- 4.社内の全PCに世界で重複しないグローバルIPアドレスを割り当て直してから接続する。
解説
正解は3。プライベートIPアドレスは組織の内部でのみ通用するアドレスで、そのままではインターネット上の相手と通信できない。そこでルータなどがもつNAT(ネットワークアドレス変換)の機能により、外部へ出ていく通信の送信元アドレスを、その組織に割り当てられたグローバルIPアドレスへ書き換える。ポート番号も併せて変換する方式を使えば、1個のグローバルIPアドレスを多数の端末で共用でき、限られたアドレスを節約できる。1は誤り。プライベートIPアドレスはインターネット上では扱われないため、そのまま送り出しても相手には届かない。2は誤り。MACアドレスは同じネットワーク内で機器を識別するためのもので、インターネットを越えた宛先には使えない。4は誤り。全端末にグローバルIPアドレスを割り当てる方法は限られたアドレスを浪費するうえ、外部から直接到達できてしまう点でも望ましくない。アドレス枯渇を補う仕組みとして押さえておきたい。