【問165】ITパスポート 練習問題|ロールフォワードを用いる場面
情報デザイン・データベース・ネットワーク 問15/25難易度C(難しい)
問題文
データベースの障害回復において、ロールフォワードによる復旧を行う場面として最も適切なものはどれか。
- 1.媒体障害の後にバックアップを復元し、更新後ログで最新の状態まで進める場合。
- 2.処理の途中で異常が起きたトランザクションを、更新前ログで開始前の状態に戻す場合。
- 3.同時に動く複数の処理が互いの資源の解放を待ち合わせ、いずれも終了しなくなった場合。
- 4.登録しようとする値が桁数や範囲の条件に合っているかを、入力の時点で検査する場合。
解説
正解は1。ロールフォワードは、記憶媒体の故障などでデータベースそのものが壊れた場合に、定期的に取得しておいたバックアップファイルを復元し、そこから先の更新後ログ(更新した後の内容の記録)を順に適用して、障害の直前の状態まで進める復旧方法である。2は誤り。処理の途中で異常が起きたトランザクションについて、更新前ログを使って開始前の状態へ戻すのはロールバックである。障害の種類によって前へ進めるか前へ戻すかが分かれる。3は誤り。互いの資源の解放を待ち合って処理が進まなくなるのはデッドロックであり、復旧方法の話ではない。4は誤り。入力された値が条件に合うかを登録の前に確かめるのは入力チェックであって、誤りの防止が目的で障害回復とは役割が異なる。バックアップとログの二つがそろって初めて復旧できるという点も併せて押さえておきたい。