【問159】ITパスポート 練習問題|DBMSを導入する目的
情報デザイン・データベース・ネットワーク 問9/25難易度A(易しい)
問題文
複数の業務システムが同じ顧客データをそれぞれ別のファイルで保有している状態を改め、DBMS(データベース管理システム)を導入することにした。その主な効果として最も適切なものはどれか。
- 1.データを利用者ごとに複製して配布できるようになり、同じ内容のファイルを多数保持できる。
- 2.データを一元的に管理できるようになり、重複の削減や内容の食い違いの防止に役立つ。
- 3.通信回線の速度そのものが向上し、システム間でデータを転送する時間が短くなる。
- 4.表計算ソフトが不要になり、利用者が手元で集計やグラフ作成を行えなくなる。
解説
正解は2。データベースの目的は、複数の業務で使うデータを一つの場所にまとめて管理し、同じデータが幾つも重複することや、片方だけが更新されて内容が食い違う状態が生じることを防ぐ点にある。DBMSはその管理を担うソフトウェアであり、データの定義、検索や更新、複数の利用者が同時に使うときの制御、障害からの復旧、利用者ごとのアクセス権の管理といった機能を提供する。1は誤り。利用者ごとに複製を配ることは重複と不整合を招く行為であり、一元管理という狙いに正面から反する。3は誤り。DBMSはデータの管理を行うソフトウェアであって、通信回線そのものの速度を変えるものではない。4は誤り。DBMSを導入しても表計算ソフトが使えなくなるわけではなく、データベースから取り出した結果を集計したりグラフにしたりする作業は引き続き行える。一元管理と整合性の維持という目的を押さえておきたい。