【問152】ITパスポート 練習問題|ユーザビリティとUXの関係
情報デザイン・データベース・ネットワーク 問2/25難易度B(標準)
問題文
Webサービスの改善を検討する場面において、ユーザビリティとUX(ユーザエクスペリエンス)の関係を説明したものとして、最も適切なものはどれか。
- 1.ユーザビリティは利用者が製品から得る感情や満足の全体を指し、UXは画面上の操作のしやすさだけを指す。
- 2.UXは利用者の年齢や職業といった属性の分類のことであり、ユーザビリティとは無関係に決まるものである。
- 3.ユーザビリティを高めるほどUXは低下する関係にあり、両者を同時に追求することはできないとされている。
- 4.ユーザビリティは特定の利用状況における使いやすさを表し、UXは利用の前後を含めた体験の全体を表す。
解説
正解は4。ユーザビリティは、ある利用者が特定の状況で目的を達成するときの有効さ、効率、満足度を表す概念で、主に使いやすさに着目する。これに対しUX(ユーザエクスペリエンス)は、サービスを知る前の期待から、利用中の印象、利用後の満足や再利用の意思までを含めた体験全体に対する利用者の受け止め方を指す。ユーザビリティはUXを構成する重要な要素の一つという位置づけになる。1は誤り。二つの説明が入れ替わっており、体験全体を指すのはUXの側である。2は誤り。年齢や職業などは利用者の属性であって、体験そのものではない。属性は体験を左右する条件にはなるが、UXの定義ではない。3は誤り。使いやすさが高まれば利用中の満足も高まりやすく、両者は対立する関係にはない。カバーする範囲の広さが違う(UXのほうが広い)という点を押さえると判断しやすい。