【問151】ITパスポート 練習問題|ユニバーサルデザインとアクセシビリティ
情報デザイン・データベース・ネットワーク 問1/25難易度A(易しい)
問題文
ユニバーサルデザインの考え方を最も適切に説明しているものはどれか。
- 1.身体に障害のある人のために、通常の製品とは別に専用の機器や特別な操作手順をあらかじめ用意しておくこと。
- 2.年齢や障害の有無、言語の違いにかかわらず、できるだけ多くの人がそのまま利用できるように設計すること。
- 3.利用者を熟練者に限定し、操作の効率を高めるために手順や画面を専門的にまとめて配置すること。
- 4.十分な訓練を受けた人だけが安全に扱えるように、製品の操作方法をあらかじめ限定しておくこと。
解説
正解は2。ユニバーサルデザインは、年齢や性別、身体の状態、言語や文化の違いにかかわらず、できるだけ多くの人が特別な改造や専用の道具なしにそのまま利用できるようにする設計の考え方である。段差をなくしたスロープ、絵記号を使った案内表示、握力が弱くても回せるレバー式の取っ手などが例として挙げられる。1は誤り。障害のある人のために別の専用品を用意する発想は、すでにある障壁を後から取り除くバリアフリーに近く、初めから誰もが使える形を目指すユニバーサルデザインとは出発点が異なる。3は誤り。利用者を熟練者に限る設計は対象を狭めるものであり、多様な利用者を想定する考え方に反する。4は誤り。訓練を受けた人だけが扱える設計も、利用できる人を限定してしまう点で同じである。ITパスポートでは、アクセシビリティ(どれだけ多くの人が支障なく利用できるかの度合い)、バリアフリー、ユニバーサルデザインの三つの関係を整理しておくとよい。