【問139】ITパスポート 練習問題|二重化構成の方式比較
コンピュータシステムとハードウェア 問9/20難易度C(難しい)
問題文
障害に備えた二重化構成のうち、デュプレックスシステムの説明として最も適切なものはどれか。
- 1.現用系で処理を行い、障害が起きたときに待機系へ切り替えて処理を引き継ぐ。
- 2.2系統で同じ処理を同時に行い、結果を照合しながら運用を続ける。
- 3.複数のコンピュータを1台のように連携させ、処理能力と可用性の両方を高める。
- 4.複数の磁気ディスクに分散して書き込み、1台が故障してもデータを復元できる。
解説
正解は1。デュプレックスシステムは、普段は現用系だけで処理を行い、もう一方を待機系として用意しておく構成である。現用系に障害が起きたら待機系に切り替えて処理を続ける。待機系を常に起動しておくホットスタンバイ、電源を入れずに置いておくコールドスタンバイなどの運用があり、待機系に別の業務をさせておけるため設備を無駄なく使える。2は誤り。2系統で同じ処理を同時に行って結果を突き合わせるのはデュアルシステムである。異常があってももう一方で処理を続けられるので信頼性は高いが、二重の設備を常に動かすため費用も大きい。3は誤り。複数のコンピュータをまとめて1台のように扱うクラスタリングの説明である。4は誤り。RAIDの説明で、装置ではなくデータの冗長化の話である。同じ二重化でも、両系を同時に動かすのか片方を待機させるのかが両者を分ける決め手になる。