【問137】ITパスポート 練習問題|GPUの用途
コンピュータシステムとハードウェア 問7/20難易度B(標準)
問題文
GPU(Graphics Processing Unit)の特徴と用途に関する記述のうち、最も適切なものはどれか。
- 1.命令を1つずつ順番に処理することに特化しており、逐次処理の速さでCPUを上回る。
- 2.主記憶と補助記憶の間のデータ転送だけを専門に行い、CPUの負担を肩代わりする。
- 3.単純な計算を大量に並列処理でき、画像処理や機械学習の演算にも利用される。
- 4.電源を切っても消えない記憶素子であり、映像データを一時的にためる役割をもつ。
解説
正解は3。GPUは画像や映像を描くための演算を高速に行う装置として生まれたが、同じ種類の単純な計算を多数の演算器で同時にこなす構造をもつため、用途が画像処理以外にも広がった。近年は機械学習や生成AIのモデルの学習と推論のように、大量の計算を繰り返す処理でGPUが活用されている。1は誤り。命令を順番に処理する逐次処理が得意なのはCPUであり、GPUは並列処理が得意という役割分担になっている。2は誤り。記憶装置の間のデータ転送をCPUに代わって行う仕組みは別に存在し、GPUの役割ではない。4は誤り。GPUは記憶素子ではなく演算を行う装置である。CPUは少数の高性能なコアで幅広い処理をこなし、GPUは多数の単純なコアで同種の計算を大量にこなす、という違いを押さえておきたい。