【問110】ITパスポート 練習問題|RTOとRPOの違い
サービスマネジメントとシステム監査 問14/14難易度C(難しい)
問題文
毎日午前2時に1回だけバックアップを取得し、障害の発生から8時間以内の業務再開を目標としている場合のRTO(目標復旧時間)とRPO(目標復旧時点)の説明として、適切なものはどれか。
- 1.RTOは24時間、RPOは8時間となり、復旧作業に丸一日を見込んでいることを表している。
- 2.RTOは8時間、RPOは最大24時間となり、最悪の場合は約1日分のデータが失われる。
- 3.RTOとRPOはどちらも8時間であり、バックアップの取得間隔とは関係なく決まる値である。
- 4.RTOは8時間、RPOは0時間であり、取得の間隔を短くしてもRPOの値は変化しない。
解説
正解は2。RTO(Recovery Time Objective、目標復旧時間)は、障害や災害が発生してから業務を復旧させるまでにかけてよい時間の目標であり、設問では8時間である。RPO(Recovery Point Objective、目標復旧時点)は、どの時点のデータまで復旧させるかの目標で、復旧できるのは直近のバックアップを取得した時点までとなる。1日1回の取得であれば、次の取得の直前に障害が起きた場合に最大でおよそ24時間分の更新が失われるため、RPOは最大24時間となる。1は誤り。二つの指標を取り違えている。3は誤り。RPOはバックアップの取得間隔に直接左右されるので、8時間にはならない。4は誤り。取得の間隔を短くすればRPOは小さくなり、失われるデータは減るが、その分の費用や運用の負担は増える。時間の軸で、さかのぼって失うデータの量がRPO、復旧までに前へかかる時間がRTOと整理しておくとよい。