【問1】ITパスポート 練習問題|企業理念とCSR・SDGs
企業活動と法務 問1/25難易度A(易しい)
問題文
企業が果たすべき社会的責任を表すCSR(企業の社会的責任)の考え方の説明として、最も適切なものはどれか。
- 1.利益の追求だけでなく、環境保全や人権尊重など社会からの要請に応える責任を果たす考え方
- 2.株主に対する利益還元を最優先し、配当の増額によって企業価値を高めようとする考え方
- 3.製品の品質を継続的に改善し、不良率を下げることで顧客満足度を高めようとする考え方
- 4.経営者の暴走を防ぐため、社外取締役や監査役が経営を監視する仕組みを整える考え方
解説
正解は1。CSR(Corporate Social Responsibility、企業の社会的責任)とは、企業が利益を追求するだけでなく、環境保全、人権の尊重、労働環境の整備、地域社会への貢献など、社会からの要請に応える責任を果たすべきだという考え方である。国際連合が2015年に採択した2030年までの国際目標であるSDGs(Sustainable Development Goals、持続可能な開発目標)に、自社の事業を結び付けて取り組む企業も増えている。2は誤り。株主への利益還元を最優先するのは株主重視の経営方針であり、社会全体への責任を扱うCSRとは異なる。3は誤り。品質の改善による顧客満足度の向上は、TQM(Total Quality Management、総合的品質管理)などの品質管理活動の説明である。4は誤り。社外取締役や監査役による経営の監視はコーポレートガバナンス(企業統治)の仕組みである。ITパスポートでは、CSR、SDGs、コーポレートガバナンス、コンプライアンスの区別が問われる。