【問154】情報・サイバーセキュリティ初級 練習問題|公開鍵と秘密鍵の取扱い
ネットワークと暗号の基礎 問14/20難易度B(標準)
問題文
公開鍵暗号方式における、公開鍵と秘密鍵の取扱いとして、適切なものはどれか。
- 1.公開鍵も秘密鍵も、漏えいを防ぐため、通信相手を含めて他人に渡してはならない
- 2.秘密鍵は通信相手に配布し、公開鍵は本人だけが厳重に保管する
- 3.公開鍵と秘密鍵は同じ値であり、どちらを使っても暗号化と復号ができる
- 4.公開鍵は通信相手に渡してよいが、秘密鍵は本人だけが管理して他人に渡さない
解説
正解は4。RSAなどの公開鍵暗号方式では、対になる二つの鍵を使う。公開鍵は、通信相手を含めて誰に渡してもよい鍵であり、秘密鍵は、本人だけが厳重に管理して他人に渡してはならない鍵である。公開鍵から秘密鍵を現実的な時間内に求めることはできないよう設計されているので、公開鍵は広く配布してもよい。秘密鍵が漏えいすると、他人が受信した内容を復号したり、本人になりすまして署名したりできてしまう。1は誤り。公開鍵は渡してよく、渡してはならないのは秘密鍵だけである。2は誤り。配布するのが公開鍵、秘密に保つのが秘密鍵であり、役割が逆になっている。3は誤り。二つの鍵は対になっているが、別の値であり、公開鍵から秘密鍵を計算することもできない。