【問152】情報・サイバーセキュリティ初級 練習問題|VPNに関する誤った理解
ネットワークと暗号の基礎 問12/20難易度B(標準)
問題文
VPN(仮想私設網)に関する記述のうち、適切でないものはどれか。
- 1.元のパケットを別のパケットで包んで送るトンネリングにより、離れた拠点を同じネットワークのように結べる
- 2.VPNを使えば、接続元のパソコンがマルウェアに感染することも確実に防ぐことができる
- 3.拠点間の接続や社外から社内への接続に使われ、インターネットVPNでは通信が暗号化される
- 4.暗号化していても、VPN装置の設定や認証が弱いと、不正な接続を許してしまうおそれがある
解説
正解は2。VPN(Virtual Private Network)は、インターネットなどの共用の回線上に、専用線のように使える仮想的な通信路を作る技術である。通信路を保護するだけで、接続元のパソコン自体がマルウェアに感染することを防ぐものではない。したがって、確実に防げるという記述は適切でない。感染した端末がVPN経由で社内ネットワークへ接続すれば、被害が広がるおそれもあるため、端末のウイルス対策や更新も必要である。1は適切。元のパケットを別のパケットで包んで送るトンネリングにより、離れた拠点を同じネットワークのように接続できる。3は適切。拠点間の接続やテレワークでの社内への接続に使われ、インターネットVPNでは通信を暗号化する。4は適切。VPN装置の脆弱性を放置したり、認証が弱かったりすると、不正に接続されるおそれがある。