【問130】情報・サイバーセキュリティ初級 練習問題|増分バックアップとは
コンピュータの基礎 問10/20難易度B(標準)
問題文
バックアップ方式のうち、増分バックアップの説明として最も適切なものはどれか。
- 1.対象のデータをすべて毎回コピーするため、復元は単純だが時間と容量を要する
- 2.前回のフルバックアップ以降に変更されたデータを、毎回すべてまとめてコピーする
- 3.同じデータを2台のディスクに同時に書き込み、片方が故障しても動作を続ける
- 4.前回のバックアップ以降に変更されたデータだけをコピーし、時間と容量を抑える
解説
正解は4。情報処理の標準的な定義では、増分バックアップ(インクリメンタル)は、直前に行ったバックアップ(フルか増分かを問わない)以降に更新されたデータだけを保存する方式である。毎回のコピー量が少なく、時間と容量を抑えられる一方、復元には最初のフルバックアップとその後の増分すべてが必要となり、手順が複雑になる。1は誤り。全データを毎回コピーするのはフルバックアップであり、復元は簡単だが、時間と容量の負担が大きい。2は誤り。前回のフルバックアップ以降の変更分を毎回まとめてコピーするのは、差分バックアップである。3は誤り。同じデータを2台に同時に書き込むのはミラーリング(RAID1)であり、バックアップ方式ではない。ミラーリングでは誤って削除した内容も二重化先から消える。