【問111】情報・サイバーセキュリティ初級 練習問題|ファイアウォールの基本的な役割
外部からの攻撃と不正プログラム 問11/20難易度A(易しい)
問題文
ファイアウォールの基本的な役割として、最も適切なものはどれか。
- 1.メールの添付ファイルに含まれる不正プログラムを検出し、その場で自動的に駆除する
- 2.通信の内容をすべて暗号化し、通信経路上での盗聴や改ざんを不可能にする
- 3.通信の送信元や宛先、ポート番号などの条件に基づき、通過と遮断を制御する
- 4.ネットワークにつながる機器へ、IPアドレスを自動的に割り当てて管理する
解説
正解は3。ファイアウォールは、組織のネットワークとインターネットの境界などに設置し、通信の送信元や宛先のIPアドレス、ポート番号などの条件に基づいて、通信を通過させるか遮断するかを制御する仕組みである。外部からの不要な通信を遮断することで、不正アクセスの入口を減らせる。ただし、基本的な機能では許可した通信の中身までは検査しないため、ウイルス対策ソフトなど他の対策と組み合わせて使う。IPAや総務省の啓発資料でも、基本的なネットワーク防御として説明されている。1は誤り。添付ファイルの不正プログラムの検出と駆除は、ウイルス対策ソフトの機能である。2は誤り。通信の暗号化はSSL/TLSやVPNの役割で、ファイアウォールの基本機能ではない。4は誤り。IPアドレスを自動で割り当てるのは、DHCPである。