【問70】情報・サイバーセキュリティ初級 練習問題|返却するPCのデータ消去
設備・機器とモバイルの管理 問10/20難易度B(標準)
問題文
リース契約が終了するノートPCを、リース会社へ返却する。内部のデータの扱いとして、最も適切なものはどれか。
- 1.利用者アカウントを削除し、管理者パスワードを変更したうえで返却する
- 2.業務で使ったフォルダだけを削除し、OSとアプリは残したまま返却する
- 3.専用のデータ消去ソフトで復元できない状態にするか、消去証明を発行する業者に依頼する
- 4.ドライブの外観に傷や劣化がなく、パソコンも正常に起動するので、データに問題はないとして返却する
解説
正解は3。ファイルの削除やフォーマットだけでは、データが消えたように見えても、専用のツールで復元できる場合がある。返却や廃棄の前には、専用のデータ消去ソフトで復元できない状態にするか、消去証明を発行する業者に依頼する。個人情報保護委員会のガイドライン(通則編)は、個人データが記録された機器・電子媒体を廃棄する場合に、専用のデータ削除ソフトウェアの利用や物理的な破壊等の復元不可能な手段を採用することを例に挙げ、JIS Q 27002 も、処分や再利用の前に装置内のデータを消去することを求めている。1は誤り。アカウントの削除やパスワードの変更では、ドライブのデータは残る。2は誤り。フォルダを削除しても復元できる場合があり、OSやアプリにも情報が残る。4は誤り。外観からはデータの状態は分からない。