【問63】情報・サイバーセキュリティ初級 練習問題|ICカード式入退室管理の弱点
設備・機器とモバイルの管理 問3/20難易度B(標準)
問題文
入退室管理でICカードだけを用いる方式の弱点として、最も適切なものはどれか。
- 1.入室のたびに指紋の読取りが必要となり、扉の前で長い待ち時間が生じる
- 2.カードの貸し借りや紛失、盗難があると、本人以外でも入室できてしまう
- 3.暗証番号を全員が覚えなければならず、番号を忘れた人は入室できなくなる
- 4.誰がいつ入室したかを記録できないため、事後に入室者を調べられない
解説
正解は2。ICカードは「持っているもの」による認証で、カードを持っていれば本人でなくても入室できる。貸し借りや紛失、盗難があると、本人以外が入室してしまうのが弱点である。JIS Q 27002 の物理的入退管理の管理策は、カードと暗証番号を組み合わせた二要素認証など、認証の強化を例に挙げる。生体認証や暗証番号を併用すると、この弱点を補える。1は誤り。ICカードの読取りに指紋は必要なく、待ち時間が長くなることも弱点ではない。3は誤り。ICカードだけの方式では、暗証番号を覚える必要がない。4は誤り。ICカードの入退室管理は、カードごとに入退室の日時を記録でき、事後の確認にも使える。