【問46】情報・サイバーセキュリティ初級 練習問題|不正のトライアングルと機会
紙媒体と社員による脅威 問6/20難易度B(標準)
問題文
内部不正は「動機・プレッシャー」「機会」「正当化」の三つがそろったときに起こりやすいとされる。このうち「機会」を減らす対策として、最も適切なものはどれか。
- 1.従業員の待遇や評価への不満を聞き取り、公平な評価制度になるよう改善する
- 2.職務に不要な情報へアクセスする権限を与えず、情報の閲覧や持出しの記録を取る
- 3.経済的な悩みを抱える従業員が、気軽に相談できる窓口を社内に設ける
- 4.情報の取扱いルールを明文化し、「みんなやっている」という言い訳を許さない
解説
正解は2。内部不正は、動機・プレッシャー、機会、正当化の三つがそろうと起こりやすいとされ、これを不正のトライアングルという。IPA「組織における内部不正防止ガイドライン」は、犯行を難しくする、捕まるリスクを高める、犯行の誘因を減らす、犯行の弁明をさせない、といった基本原則を示している。このうち機会に対応するのは、職務に不要な情報へアクセスさせない権限管理と、閲覧や持出しの記録である。1は誤り。待遇や評価への不満の解消は、動機・プレッシャーを減らす対策である。3は誤り。経済的な悩みへの相談窓口も、動機・プレッシャーに対応する。4は誤り。ルールの明文化と言い訳を許さない姿勢は、正当化を封じる対策である。