【問179】情報・サイバーセキュリティ管理士 練習問題|キャッシュメモリ
コンピュータの基礎 問4/25難易度B(標準)
問題文
キャッシュメモリの役割の説明として、最も適切なものはどれか。
- 1.CPUと主記憶の速度差を埋め、利用頻度の高いデータを高速に供給する
- 2.主記憶の容量不足を補うため、補助記憶の一部を主記憶のように使う
- 3.電源を切っても消えないよう、記憶内容を磁気ディスクへ書き写す
- 4.複数の利用者が同じ資源を同時に使えるよう、順番を割り当てる
解説
正解は1。キャッシュメモリは、高速なCPUと相対的に低速な主記憶装置との速度差を埋めるために両者の間に置かれる、小容量で高速な記憶装置である。参照の局所性を利用し、直前に使ったデータや近くのデータをあらかじめ保持しておくことで、主記憶へのアクセス回数を減らし実効的な処理速度を高める。一般にL1、L2、L3と階層化されている。2は誤り。補助記憶の一部を主記憶のように使うのは仮想記憶の説明である。3は誤り。内容を磁気ディスクへ書き写して不揮発化するのは、キャッシュメモリの目的ではない。4は誤り。複数の利用者に資源の利用順を割り当てるのは、OSのスケジューリングや排他制御の役割である。本試験では、キャッシュメモリと仮想記憶の混同を狙った出題が多い。