【問170】情報・サイバーセキュリティ管理士 練習問題|VPNの仕組みと種類
ネットワークの基礎 問20/25難易度B(標準)
問題文
VPN(仮想私設網)に関する説明として、最も適切なものはどれか。
- 1.公衆網を使わずに専用線を敷設し、拠点間を物理的に接続する仕組みである
- 2.通信を暗号化せず、利用者の識別子だけで認証を行って接続する仕組みである
- 3.社内の端末に対して、IPアドレスなどの設定を自動で割り当てる仕組みである
- 4.公衆網の上に暗号化した仮想的な専用線を構成し、安全に通信する仕組みである
解説
正解は4。VPN(Virtual Private Network)は、インターネットなどの公衆網の上に、暗号化と認証によって保護された仮想的な専用線を構成し、あたかも私設網のように安全に通信する技術である。拠点間を常時結ぶサイトツーサイトVPNと、在宅勤務者などが社内へ接続するリモートアクセスVPNがあり、方式にはIPsec-VPNやSSL-VPNがある。1は誤り。物理的な専用線の敷設はVPNではなく専用線サービスであり、VPNは公衆網を利用する点に特徴がある。2は誤り。暗号化による保護がVPNの中核であり、暗号化を行わないものはVPNとはいえない。3は誤り。IPアドレスの自動割当てはDHCPの機能である。VPN装置の脆弱性を突く侵入が増えており、修正プログラムの適用が重要である。