【問169】情報・サイバーセキュリティ管理士 練習問題|SSIDのステルス化とMACアドレスフィルタリングの限界
ネットワークの基礎 問19/25難易度C(難しい)
問題文
無線LANにおけるSSIDのステルス化とMACアドレスフィルタリングの効果として適切なものはどれか。
- 1.ステルス化すればSSIDは電波に一切現れず、外部から知られることはない
- 2.MACアドレスは偽装が不可能であるため、この対策だけで侵入を防止できる
- 3.いずれも暗号化と同等の強度をもつため、暗号化の設定は不要となる
- 4.いずれも電波の傍受や偽装で回避されうるため、暗号化を補う対策にとどまる
解説
正解は4。SSIDのステルス化はビーコンへのSSIDの掲載をやめる設定にすぎず、端末が接続する際のフレームからSSIDを傍受できるため、隠しきることはできない。MACアドレスフィルタリングも、許可された端末のMACアドレスは平文で電波に現れるので、これを読み取って自機のアドレスを詐称すれば通過できる。したがって両者は補助的な対策であり、WPA2やWPA3による暗号化と強固なパスフレーズが前提となる。1は誤り。接続時のやり取りからSSIDは判明する。2は誤り。MACアドレスは機器の設定で容易に変更でき、偽装は可能である。3は誤り。いずれも通信内容を秘匿しないため、暗号化の代替にはならない。本試験では、これらを万能な対策と誤認させる選択肢が頻出する。