【問143】情報・サイバーセキュリティ管理士 練習問題|モバイル端末の紛失対策
インシデント対応とクラウド・IoT 問18/25難易度A(易しい)
問題文
業務用スマートフォンの紛失や盗難に備えた対策として、最も適切なものはどれか。
- 1.MDMを導入し、画面ロックの強制と紛失時の遠隔データ消去を可能にする
- 2.紛失に気付きやすくするよう、端末の背面に会社名と連絡先を大きく表示しておく
- 3.復旧を速めるため、業務データは端末内のみに保存し複製は作成しない
- 4.操作を簡単にするため、画面ロックは設定せず起動を速められるようにする
解説
正解は1。MDM(Mobile Device Management、モバイル端末管理)は、業務用のスマートフォンやタブレットを一元的に管理する仕組みであり、画面ロックとパスコード強度の強制、OSやアプリの更新管理、業務データの暗号化、紛失時の遠隔ロックと遠隔データ消去(リモートワイプ)を実現する。紛失に備えた事前の技術的対策として最も有効である。2は誤り。会社名を大きく表示すると、拾得者や窃取者に組織を特定させ標的型攻撃の手掛かりを与える。3は誤り。端末内のみの保存はサーバでの複製がないことを意味し、紛失時にデータそのものを失う。4は誤り。画面ロックを設定しなければ、拾得者が端末内の情報へ容易に到達する。紛失時の連絡手順を定めておくことも必須である。