【問119】情報・サイバーセキュリティ管理士 練習問題|IDSとIPS
サイバー攻撃と防御 問19/25難易度B(標準)
問題文
IDSとIPSの違いの説明として、最も適切なものはどれか。
- 1.IDSは不正な通信を検知して通知し、IPSは検知に加えて遮断も行う
- 2.IDSは通信を暗号化する装置であり、IPSは暗号化通信を復号して検査する
- 3.IDSはWebアプリを保護し、IPSは電子メールの内容だけを検査する
- 4.IDSは端末に導入する製品であり、IPSは必ず外部委託で運用される
解説
正解は1。IDS(Intrusion Detection System、侵入検知システム)は、通信や機器の挙動を監視して不正の兆候を検知し、管理者へ通知する。これに対しIPS(Intrusion Prevention System、侵入防止システム)は、検知に加えて該当する通信を自動的に遮断する点が異なる。IPSは通信経路上に配置されるため、誤検知が発生すると正常な業務通信まで止める危険があり、運用では検知精度の調整が重要になる。2は誤り。IDSもIPSも暗号化を行う装置ではなく、暗号化はVPN装置やTLSの役割である。3は誤り。Webアプリケーションに特化して保護するのはWAFであり、IPSはメール専用ではない。4は誤り。いずれもネットワーク型と端末型があり、運用形態も自社運用か外部委託かを選択できる。本試験では遮断の有無が要点となる。