【問78】情報・サイバーセキュリティ管理士 練習問題|施錠管理と媒体の持ち出し
情報セキュリティ対策 問3/25難易度B(標準)
問題文
紙媒体や外部記憶媒体の施錠保管および持ち出しに関する運用として、最も適切なものはどれか。
- 1.重要書類は施錠できる保管庫に入れ、鍵は誰でも使えるよう扉の近くに置く
- 2.持ち出す媒体は担当者個人の判断で選ばせ、返却時の記録は特に求めない
- 3.持ち出しは事前の申請と承認を必須とし、持出簿に日時と返却を記録する
- 4.保管庫の鍵の管理責任者は定めず、当日出社した者が交代で保管を担う
解説
正解は3。情報資産の持ち出しは、持ち出す必要性を上長が事前に承認し、持出簿などに持出者、日時、対象物、返却日時を記録して所在を常に把握できるようにする。これは JIS Q 27001 の管理策における可搬媒体の管理および資産の持ち出しに対応する運用であり、紛失時の影響範囲を速やかに特定するためにも不可欠である。1は誤り。鍵を誰でも使える場所に置けば施錠の意味が失われ、保管庫は保護手段として機能しない。2は誤り。個人の判断に委ね記録も残さない運用では、紛失や無断持ち出しを検知できず、責任の追跡も不可能になる。4は誤り。鍵の管理責任者を定めないと管理責任が不明確になり、鍵の所在不明や不正な持ち出しを招く。本試験では、施錠管理、クリアデスク、持出簿の運用を組み合わせて問う出題が多い。