【問133】DXパスポート試験 練習問題|クラウドネイティブの考え方
クラウド 問13/20難易度B(標準)
問題文
クラウドネイティブの考え方の説明として適切なものはどれか。
- 1.既存のオンプレミスのシステムに手を加えず、そのまま仮想サーバに移して稼働させることを目的とする
- 2.クラウドへの依存を避けるため、すべての業務システムを自社の設備だけで構築して運用し続ける
- 3.システム全体を1つの大きなプログラムとして作り込み、変更のたびに全体を作り直して公開する
- 4.クラウドの弾力性や可用性を前提に、コンテナやマイクロサービスなどを用いて変化に強い構成で作る
解説
正解は4。クラウドネイティブは、クラウドの特性を最大限に生かすことを前提としてシステムを設計し、構築し、運用する考え方である。CNCF(Cloud Native Computing Foundation)は、パブリック、プライベート、ハイブリッドなどの環境で拡張しやすいアプリケーションを作って動かす技術として、コンテナ、サービスメッシュ、マイクロサービス、イミュータブルインフラストラクチャ、宣言型APIなどを例示している。1は誤り。既存システムに手を加えず仮想サーバへ移すだけの方法は、リフトアンドシフトと呼ばれる移行にとどまり、クラウドの特性を生かす設計とは言えない。2は誤り。自社設備だけで運用する形態はオンプレミスである。3は誤り。全体を1つに作り込む構造は、変更の影響が全体に及ぶモノリシックな構造であり、クラウドネイティブとは対照的である。