【問69】DXパスポート試験 練習問題|大規模言語モデルの仕組み
AI 問9/20難易度B(標準)
問題文
文章を生成する大規模言語モデル(LLM)の基本的な仕組みの説明として適切なものはどれか。
- 1.大量のテキストから言葉のつながり方を学習し、文脈に続く言葉を確率的に予測して文章を作る
- 2.質問を受けるたびにインターネット上から正解の文章を探し出し、そのまま転記して返す
- 3.人間が事前に用意した回答の候補の中から、最も近いものを選んで返すだけである
- 4.学習が終わった後も、利用者との会話の内容を学習し続けて、常に最新の知識に更新される
解説
正解は1。大規模言語モデル(LLM)は、膨大な量のテキストを学習し、言葉がどのような文脈でどのように続くかというパターンを獲得したモデルである。文章を作るときは、入力された文脈に続く言葉を確率的に予測し、それを繰り返して連ねていく。この仕組みのため、もっともらしい文章を作れる一方で、事実に反する内容を出力する(ハルシネーション)ことがあり、内容の正しさは保証されない。2は誤り。質問のたびに正解の文章を探して転記するのではなく、学習したパターンに基づいて新たに文章を生成する。3は誤り。用意された候補から選ぶだけの仕組みではない。4は誤り。通常、利用者との会話のたびに自動で学習内容が更新されるわけではなく、モデルの知識は学習時点までの情報に基づく。