【問61】企業危機・コンプライアンス管理士 練習問題|危機管理基本方針の位置づけ
危機管理体制の構築 問1/20難易度A(易しい)
問題文
危機管理の基本方針に関する記述として、最も適切なものはどれか。
- 1.現場の担当者が自らの業務に合わせて個別に作成するもので、経営トップの関与は必要ない
- 2.危機管理に取り組む姿勢や優先順位(人命の尊重など)を経営トップが示し、役職員に周知する
- 3.危機が発生した後に、その危機に固有の対応手順を定める文書であり、平時には作成しない
- 4.全役職員への周知は避け、一部の管理職だけが内容を知る形で管理するのが望ましい
解説
正解は2。危機管理の基本方針は、人命の尊重や社会への責任といった危機管理に取り組む姿勢と優先順位を、経営トップが明示し、全役職員に周知するものである。基本方針が規程やマニュアルの土台となる。1は誤り。基本方針は組織としての姿勢を示すもので、現場の担当者が個別に作成するものではなく、経営トップの関与が欠かせない。3は誤り。危機が発生してからではなく、平時に策定しておくものであり、個別の危機に固有の手順を定める文書でもない。4は誤り。基本方針は役職員の行動の拠り所となるため、一部の管理職だけでなく、全役職員が内容を知っている必要がある。