【問21】企業危機・コンプライアンス管理士 練習問題|コーポレートガバナンスの定義
コーポレートガバナンスと内部統制 問1/20難易度A(易しい)
問題文
コーポレートガバナンス・コードにおける「コーポレートガバナンス」の定義として、最も適切なものはどれか。
- 1.株主の利益のみを目的として、経営陣の報酬を株価に連動させ、短期の業績向上を図るための仕組み
- 2.会社が、株主をはじめ顧客・従業員・地域社会等の立場を踏まえ、透明・公正かつ迅速・果断な意思決定を行うための仕組み
- 3.業務を執行する取締役が、監督機関の関与を受けずに、迅速に意思決定を行えるようにするための仕組み
- 4.会社が法令に違反した場合に、行政庁が事後的に調査を行って、役員の責任を追及するための手続き
解説
正解は2。コーポレートガバナンス・コードは、コーポレートガバナンスを、会社が、株主をはじめ顧客・従業員・地域社会等の立場を踏まえたうえで、透明・公正かつ迅速・果断な意思決定を行うための仕組みと定義している。株主だけでなく幅広いステークホルダーの立場を踏まえる点と、リスクを避けるだけでなく果断な意思決定を促す点に特徴がある。1は誤り。株主の利益のみを目的とするものではなく、報酬を株価に連動させて短期の業績向上を図る仕組みでもない。3は誤り。コーポレートガバナンスは、執行を監督機関が適切に監督する仕組みを含み、執行者を監督から切り離すものではない。4は誤り。行政庁による事後の責任追及の手続ではなく、会社自身の意思決定の仕組みである。