【問191】ITパスポート 練習問題|共通鍵暗号方式と公開鍵暗号方式
情報セキュリティ 問16/25難易度A(易しい)
問題文
共通鍵暗号方式と公開鍵暗号方式を比較した記述として、最も適切なものはどれか。
- 1.共通鍵暗号方式では、通信相手ごとに異なる鍵を用意する必要がないため鍵の管理が容易である。
- 2.公開鍵暗号方式では、暗号化に使う鍵を秘密にし、復号に使う鍵を相手に公開して配布する。
- 3.共通鍵暗号方式は公開鍵暗号方式に比べて処理に時間がかかり、大量のデータの暗号化に向かない。
- 4.公開鍵暗号方式では受信者の公開鍵で暗号化し、対応する秘密鍵を持つ受信者だけが復号できる。
解説
正解は4。公開鍵暗号方式では、受信者があらかじめ公開鍵と秘密鍵の対を用意し、公開鍵のほうを広く配布する。送信者は受信者の公開鍵でデータを暗号化し、対になる秘密鍵を持つ受信者だけがそれを復号できる。鍵を安全な経路で事前に渡しておく必要がないことが最大の利点である。1は誤り。共通鍵暗号方式は同じ鍵を送信者と受信者で共有するため、通信相手が増えると必要な鍵の数が急激に増え、鍵の安全な配布と管理が課題になる。2は誤り。暗号化に使うのが受信者の公開鍵、復号に使うのが受信者の秘密鍵であり、公開するのは公開鍵のほうである。3は誤り。処理が高速なのは共通鍵暗号方式で、公開鍵暗号方式は計算量が大きく処理に時間がかかる。ITパスポートでは、必要な鍵の数、処理速度、鍵の事前配布の要否という3点で両方式を比較する形式が定番である。