【問186】ITパスポート 練習問題|DoS攻撃とDDoS攻撃
情報セキュリティ 問11/25難易度B(標準)
問題文
DoS攻撃とDDoS攻撃を比較した記述として、最も適切なものはどれか。
- 1.DoS攻撃はデータを暗号化して身代金を要求するもので、DDoS攻撃は情報を外部へ送信するものである。
- 2.DoS攻撃は社内の端末から行われ、DDoS攻撃は社外の端末から行われるという実行場所の違いがある。
- 3.DDoS攻撃は多数の踏み台端末から一斉に行われる点で、単独の発信元から行うDoS攻撃と異なる。
- 4.DoS攻撃は通信を盗聴する攻撃であり、DDoS攻撃は通信の内容を書き換える攻撃である。
解説
正解は3。DoS(Denial of Service)攻撃は、サーバに大量の要求や不正なデータを送りつけて処理能力を超えさせ、正規の利用者がサービスを利用できない状態に追い込む攻撃である。DDoS(Distributed Denial of Service)攻撃は、マルウェアに感染させた多数の端末(ボットネット)を踏み台として、多方向から一斉に攻撃する分散型で、発信元が広く分かれるため特定の送信元を遮断するだけでは防ぎにくい。1は誤り。暗号化して身代金を要求するのはランサムウェアであり、情報を外部へ送信するのはスパイウェアである。2は誤り。両者の違いは実行場所ではなく、発信元が単独か多数に分散しているかである。4は誤り。盗聴や改ざんは機密性や完全性を侵す攻撃であり、可用性を奪うDoS系の攻撃とは目的が異なる。ITパスポートでは、DoS系の攻撃が3要素のうち可用性を脅かす代表例である点も併せて問われる。