【問66】ITパスポート 練習問題|ライフサイクルと企画プロセス
システム戦略とシステム企画 問16/20難易度B(標準)
問題文
情報システムのライフサイクルを企画、要件定義、開発、運用、保守の各プロセスで捉えるとき、企画プロセスで行う作業はどれか。
- 1.利用者に操作研修を実施したうえで、本番環境への移行を進める。
- 2.設計書に基づいてプログラムを作成し、単体テストを実施していく。
- 3.稼働中のシステムに発生した障害に対応し、必要な修正を反映する。
- 4.経営上の課題を整理し、システム化の方針と概略の費用を検討する。
解説
正解は4。企画プロセスは、経営戦略や事業目標に照らして解決すべき課題を整理し、その課題に対してシステム化が有効かどうかを見極めたうえで、システム化の構想、対象範囲、概略の費用と期間、実施体制をまとめる段階である。ここで作られる計画が後続のすべての工程の前提となるため、目的が曖昧なまま先に進むと投資が無駄になりやすい。1は誤り。操作研修や本番環境への移行は、開発したものを実際に使い始めるための移行や運用開始の作業である。2は誤り。設計書に基づくプログラムの作成と単体テストは開発プロセスの作業にあたる。3は誤り。稼働後に発生した障害への対応や修正の反映は保守プロセスの作業である。なお企画に続く要件定義プロセスでは、業務の内容を整理し、システムに求める機能や性能を利用者側の視点で明確にする。ITパスポートでは、各プロセスの名称と作業内容の対応が繰り返し問われる。