【問158】情報・サイバーセキュリティ初級 練習問題|SSLとTLSの関係
ネットワークと暗号の基礎 問18/20難易度B(標準)
問題文
SSLとTLSの関係に関する説明として、最も適切なものはどれか。
- 1.TLSはSSLよりも古い規格であり、現在は安全のためにSSLを使うことが推奨されている
- 2.SSLとTLSは別の目的の規格で、TLSは電子メールの送信にだけ使う
- 3.SSLもTLSも現在は使われておらず、通信の暗号化にはHTTPだけで十分である
- 4.TLSはSSLを改良して標準化された後継規格であり、SSLの旧版は現在使うべきでない
解説
正解は4。SSL(Secure Sockets Layer)は、通信を暗号化するためにNetscape社が開発した規約であり、これを改良してIETFが標準化したのがTLS(Transport Layer Security)である。TLS 1.0(RFC 2246)はSSL 3.0をもとにしており、SSL 3.0は脆弱性が見つかったため、使ってはならないとRFC 7568で示されている。現在の通信ではTLSが使われているが、SSL/TLSという総称も慣習的に使われている。1は誤り。TLSのほうが新しい規格であり、古いSSLを使うことは推奨されない。2は誤り。どちらも通信を暗号化する規約であり、電子メール専用といった区別はない。3は誤り。SSLの流れをくむTLSは現在も広く使われており、HTTPは暗号化しないため、暗号化にはHTTPS(HTTP over TLS)が必要である。