【問118】情報・サイバーセキュリティ初級 練習問題|感染端末を切り離す目的
外部からの攻撃と不正プログラム 問18/20難易度B(標準)
問題文
マルウェアへの感染が疑われる端末を、LANケーブルを抜くなどしてネットワークから切り離す主な目的として、最も適切なものはどれか。
- 1.端末の処理速度を向上させ、ウイルス対策ソフトによる検査を早く終わらせるため
- 2.感染の原因となったメールを、送信元から自動的に回収して削除するため
- 3.感染した事実を隠し、利用者の責任を問われないようにするため
- 4.他の端末への感染の拡大や、攻撃者の指令サーバなど外部への通信を防ぐため
解説
正解は4。マルウェアに感染した端末は、ネットワークを通じて他の端末へ感染を広げたり、収集した情報を外部へ送信したり、攻撃者の指令サーバと通信して遠隔操作されたりするおそれがある。そのため感染が疑われる端末は、LANケーブルを抜くなどしてネットワークから切り離し、被害の拡大を防いだうえで、管理部門に報告して指示を仰ぐ。IPAの「中小企業の情報セキュリティ対策ガイドライン」の事故対応に関する記述でも、被害の拡大防止が初動の基本とされている。1は誤り。切り離しても処理速度は向上せず、検査を速める目的でもない。2は誤り。送信済みのメールを、切り離しによって送信元から回収することはできない。3は誤り。感染の事実は速やかに報告すべきであり、隠すための対応ではない。