【問15】情報・サイバーセキュリティ初級 練習問題|情報の機密区分を設ける目的
情報セキュリティの基礎とリスク管理 問15/20難易度A(易しい)
問題文
情報資産に、機密性の程度に応じた区分(例:極秘、秘、社外秘、公開)を設ける目的として、最も適切なものはどれか。
- 1.すべての情報資産に同じ水準の対策を一律に適用し、運用や管理をできるだけ単純にするため
- 2.区分の高い情報の中身を、従業員全員に広く知らせて、関心を高めてもらうため
- 3.情報の作成者を明らかにして、作成者の責任を問えるようにするため
- 4.区分に応じて保管や持ち出し、廃棄の取扱いルールを定め、適切な対策をとるため
解説
正解は4。情報資産は価値や重要度が異なるため、機密性の程度に応じて区分し、区分ごとに保管、複製、持ち出し、廃棄などの取扱いルールを決めておく。これにより、重要な情報には強い対策を、そうでない情報には過度でない対策を適用でき、費用と効果のバランスがとれる。JIS Q 27002も、情報の分類と取扱いに関する管理策を示している。1は誤り。一律に同じ対策を適用すると、重要でない情報に過剰な負担がかかり、重要な情報の保護が不足するおそれがある。2は誤り。区分の高い情報は、必要な者以外に知らせないことが目的である。3は誤り。作成者の責任を問うことは、区分を設ける目的ではない。