【問172】情報・サイバーセキュリティ管理士 練習問題|ロードバランサと可用性の確保
ネットワークの基礎 問22/25難易度B(標準)
問題文
ロードバランサを導入することで得られる効果として、最も適切なものはどれか。
- 1.通信の内容を暗号化することで、経路上での盗聴や改ざんを防止できる
- 2.複数のサーバへ要求を振り分け、負荷の分散と可用性の向上が図れる
- 3.利用者の認証情報を一元管理し、単一の利用者IDで各業務を利用できる
- 4.参照頻度の高いデータを保存し、外部への問合せの回数を削減できる
解説
正解は2。ロードバランサ(負荷分散装置)は、利用者からの要求を複数のサーバへ振り分ける装置であり、1台あたりの負荷を下げて処理性能を高める。さらに、各サーバの稼働状態を監視して障害が発生したサーバを振分けの対象から外すため、一部のサーバが停止してもサービスを継続でき、情報セキュリティの3要素のうち可用性の確保に寄与する。1は誤り。経路上の盗聴や改ざんの防止はTLSやIPsecによる暗号化の効果である。3は誤り。単一の利用者IDで複数の業務を利用できるようにするのはシングルサインオンの仕組みである。4は誤り。参照頻度の高いデータを保存して問合せを減らすのはキャッシュの機能である。可用性の確保では、冗長化やバックアップと併せて理解する必要がある。