【問128】情報・サイバーセキュリティ管理士 練習問題|CSIRTの連携窓口
インシデント対応とクラウド・IoT 問3/25難易度B(標準)
問題文
インシデント発生時にCSIRTが担う社内外の連絡調整に関する説明として、最も適切なものはどれか。
- 1.社外への連絡は担当者ごとに個別に行い、窓口を一本化しないようにする
- 2.社外との連絡窓口を一本化し、社内の関係部門への情報共有も調整する
- 3.経営層への報告は対応がすべて終わってからまとめて一度だけ実施する
- 4.他組織のCSIRTやJPCERT/CCとは平時も有事も情報交換を行わない
解説
正解は2。CSIRTは、インシデントの受付と分析を行うだけでなく、組織を代表する連絡窓口(PoC、Point of Contact)として機能する。外部からの届出や照会、報道対応、JPCERT/CCや警察、監督官庁とのやり取りを一本化することで、情報の食い違いや二重連絡を防ぎ、対外的な説明の一貫性を保つ。同時に、情報システム部門、法務、広報、経営層といった社内の関係部門へ状況を共有し、判断に必要な情報を届ける調整役も担う。1は誤り。窓口が分散すると連絡内容が矛盾し、対外的な信頼を損なう。3は誤り。事業への影響や公表の判断には経営層の関与が必要であり、随時の報告が欠かせない。4は誤り。他組織のCSIRTやJPCERT/CCとの情報交換は、攻撃の兆候の把握と早期対応に有効である。本試験では、CSIRTとSOCの役割の違いも問われる。