【問125】情報・サイバーセキュリティ管理士 練習問題|最新動向の把握
サイバー攻撃と防御 問25/25難易度B(標準)
問題文
組織がサイバー攻撃の最新動向を把握するための取組として、最も適切なものはどれか。
- 1.社内で発生した事故の記録だけを参照し、外部の情報は取り入れない
- 2.IPAが公表する情報セキュリティ10大脅威や注意喚起を継続的に確認する
- 3.製品の広告資料だけを情報源とし、導入済み製品の機能だけを把握する
- 4.数年前に作成した手順書を見直さず、そのまま運用を継続するようにする
解説
正解は2。攻撃の手口は絶えず変化するため、組織は外部の信頼できる情報源を継続的に確認する必要がある。IPA(独立行政法人情報処理推進機構)が毎年公表する情報セキュリティ10大脅威は、組織向けと個人向けに脅威を順位付けして示すもので、自組織の対策の優先順位付けに使える。あわせてJPCERT/CCの注意喚起、JVNの脆弱性情報、業界のISACによる共有情報を活用し、得た情報を規程や手順の見直しに反映することが重要である。1は誤り。自社の事故記録だけでは、未経験の新しい手口に備えられない。3は誤り。広告資料は自社製品の訴求が目的であり、脅威動向を網羅しない。4は誤り。手順書を見直さない運用は、JIS Q 27001が求める継続的改善に反する。本試験では公的機関の情報の活用が問われる。