【問106】情報・サイバーセキュリティ管理士 練習問題|DoSとDDoS
サイバー攻撃と防御 問6/25難易度A(易しい)
問題文
DDoS攻撃の説明として、最も適切なものはどれか。
- 1.単一の端末から大量の要求を送り、対象サーバの処理能力を飽和させる攻撃
- 2.通信経路上で内容を書き換え、利用者を攻撃者のサーバへ誘導する攻撃
- 3.多数の乗っ取った端末から一斉に要求を送り、対象サービスを停止させる攻撃
- 4.認証を突破するため、辞書を用いて機械的にパスワードを試行する攻撃
解説
正解は3。DDoS攻撃(Distributed Denial of Service attack、分散型サービス妨害攻撃)とは、マルウェアに感染させて乗っ取った多数の端末(ボットネット)から一斉に大量の要求を送り、対象のサーバや回線を過負荷に陥らせてサービスを停止させる攻撃である。送信元が分散するため発信元の遮断が難しく、CDNやDDoS緩和サービスの利用が対策となる。1は誤り。単一の端末から行うのは分散型ではない通常のDoS攻撃である。2は誤り。通信経路上で内容を書き換えて誘導するのは中間者攻撃である。4は誤り。辞書を用いた機械的なパスワード試行は辞書攻撃であり、可用性ではなく認証の突破を狙う。なお不正アクセス禁止法3条は識別符号の不正利用を禁じており、業務妨害は刑法234条の2の電子計算機損壊等業務妨害罪の対象となる。