【問100】情報・サイバーセキュリティ管理士 練習問題|記憶媒体の廃棄
情報セキュリティ対策 問25/25難易度B(標準)
問題文
情報を記録した記憶媒体を廃棄または再利用する際の対策として、最も適切なものはどれか。
- 1.ファイルをごみ箱から削除し、通常の初期化を行えば内容の復元はできない
- 2.再利用しない媒体は物理的に破壊するか、専用ソフトで完全に消去する
- 3.廃棄は外部の業者に一任し、作業内容や証明書の確認までは特に求めない
- 4.媒体を消去しないまま譲渡し、譲渡先で消去してもらう運用を徹底する
解説
正解は2。記憶媒体を廃棄する場合は、破砕・せん断・溶解といった物理的破壊、または専用の消去ソフトによるデータの上書き消去を行い、復元できない状態にしてから手放す。再利用する場合も、ファイルの削除や通常の初期化だけでは管理情報が消えるにすぎず、復元ソフトで内容を取り出せるため、必ず完全消去を行う。外部業者に委託する場合は、個人情報保護法25条の委託先の監督義務に基づき、作業方法を確認し、破壊証明書や消去証明書の提出を受けて記録を残す必要がある。1は誤り。削除と通常の初期化ではデータ本体が媒体上に残り、復元される危険がある。3は誤り。一任して確認を行わない運用は委託先の監督義務を果たしたとはいえない。4は誤り。消去前の媒体を渡せば、その時点で漏えいの危険が生じる。本試験では、廃棄記録と証明書の保存が問われる。