【問97】情報・サイバーセキュリティ管理士 練習問題|電子メールの誤送信対策
情報セキュリティ対策 問22/25難易度A(易しい)
問題文
電子メールによる情報漏えいを防ぐための送信時の運用として、最も適切なものはどれか。
- 1.宛先を確認しやすくするため、複数の社外の宛先をToにまとめて記載する
- 2.添付ファイルは容量を小さくするため、圧縮も保護もせず原本のまま送る
- 3.送信の速さを優先し、宛先の確認は送信を終えた後に行う運用に統一する
- 4.多数の社外宛先にはBccを用い、送信前に宛先と添付内容を再確認する
解説
正解は4。面識のない多数の社外宛先へ同報する場合、ToやCcに並べると受信者全員に他の宛先のメールアドレスが見えてしまい、それ自体が個人情報の漏えいとなる。互いに知られてはならない宛先はBccに入れ、送信前に宛先と添付ファイルの内容を必ず再確認する。組織的には、送信前の宛先確認画面の表示や、社外宛メールの一定時間の保留、上長承認といった仕組みを併用すると効果が高い。1は誤り。社外の宛先をToに並べる運用は、メールアドレスの相互開示という典型的な漏えい事故を生む。2は誤り。重要な添付は暗号化やパスワード保護、あるいは安全なファイル共有サービスの利用が求められる。3は誤り。電子メールは送信すると原則として取り消せないため、確認は必ず送信前に行う。本試験では、Bccの使い分けと誤送信時の初動対応が問われる。