【問95】情報・サイバーセキュリティ管理士 練習問題|RTOとRPO
情報セキュリティ対策 問20/25難易度C(難しい)
問題文
事業継続計画において用いるRTOとRPOの説明として、最も適切なものはどれか。
- 1.RTOは許容できるデータの損失量、RPOは復旧までの目標時間を表す指標
- 2.RTOもRPOも、バックアップ媒体を保存すべき年数を定めた指標である
- 3.RTOは復旧テストの実施回数、RPOはその合格基準を表す指標である
- 4.RTOは復旧までの目標時間、RPOは許容できるデータの損失量を表す指標
解説
正解は4。RTO(Recovery Time Objective、目標復旧時間)は、障害発生から業務を再開するまでに許容できる時間を表す。RPO(Recovery Point Objective、目標復旧時点)は、どの時点のデータまで復旧できればよいかを表し、実質的には許容できるデータ損失量を意味する。例えばRPOを24時間とするなら1日1回のバックアップで足りるが、1時間とするなら取得間隔をより短くする必要がある。両者は取得方式や設備投資の水準を決める前提となるため、単に取得するだけでなく、実際にリストアできるかを確認する復旧テストを定期的に行い、RTO内に復旧できることを検証しなければならない。1は誤り。RTOとRPOの説明が入れ替わっている。2は誤り。媒体の保存年数を定める指標ではない。3は誤り。テストの回数や合格基準を示す指標ではない。本試験では、RPOとバックアップ間隔の関係が問われる。