【問27】情報・サイバーセキュリティ管理士 練習問題|識別符号とアクセス管理者
情報セキュリティ関連法規 問2/25難易度B(標準)
問題文
不正アクセス禁止法における識別符号及びアクセス管理者の説明として、適切なものはどれか。
- 1.アクセス管理者とは特定電子計算機の特定利用につき当該電子計算機の動作を管理する者である
- 2.識別符号には利用権者の指紋や虹彩といった身体的特徴を変換した符号は含まれない
- 3.アクセス管理者となり得るのは当該特定電子計算機を製造した事業者に限られる
- 4.識別符号は文字と数字を組み合わせたパスワードに限られると規定されている
解説
正解は1。不正アクセス禁止法2条1項は、電気通信回線に接続している電子計算機を特定電子計算機と呼び、電気通信回線を通じて行うその利用を特定利用と定義したうえで、特定利用につき当該特定電子計算機の動作を管理する者をアクセス管理者としている。したがってサーバを運用しアクセス制御を行う企業のシステム管理部門などがこれに当たる。識別符号は同条2項に定義があり、利用権者等を他の利用権者等と区別して識別できる符号として、アクセス管理者が定める符号のほか、身体的特徴を電子計算機用に変換した符号、署名を変換した符号が挙げられている。2は誤り。指紋や虹彩などの身体的特徴を変換した符号は、同項2号により識別符号に含まれる。3は誤り。アクセス管理者は動作を管理する者であり、機器の製造者に限定されない。4は誤り。識別符号はパスワードに限られず、生体情報を変換した符号なども含む。本試験では定義規定の正確な理解が問われる。